【医業経営ニュース】vol.35 「主な入院料ごとの在宅復帰」
急性期一般入院料1の「在宅復帰・病床機能連携率」や地域包括ケア病棟等における「在宅復帰率」の基準においては、自宅だけではなく、要件を満たす病棟への転院等も在宅復帰率として算入できることとされています。今回は、主な入院料における在宅復帰先をまとめました。
入院元 | 急性期一般入院料1 | 地域包括ケア病棟 (管理料含む) | 回復期リハビリ病棟 | 療養病棟 | |
在宅復帰率(※1) | 80%以上 | 1・2:72.5%以上、3・4:70%以上 | 1~4:70%以上 | ─ | |
退 院 先 |
自宅 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
居住系介護施設 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
介護老人保健施設 | 〇 | × | × | × | |
有床診療所 (介護サービス(※2) | 〇 | × | × | × | |
有床診療所 (介護サービス(※2) | 〇 | 〇 | 〇 | × | |
地域包括ケア病棟 | 〇 | × | × | × | |
回復期リハビリ病棟 | 〇 | × | × | × | |
療養病棟 | 〇 | × | × | × |
※1 急性期一般入院料1は「在宅復帰・病床機能連携率」
※2 過去1年間に以下のいずれかの実績があることを指す。
(介護予防)通所リハビリテーション/(介護予防)居宅療養管理指導/(介護予防)短期入所療養介護/複合型サービス/介護医療院/指定居宅介護支援事業者/指定介護予防サービス事業者